推進機サービスレター


No.003(平成12年10月1日発信)

エンビライナー用先導管修理シリンダー配管の油漏れ防止について

 最近、弊社工場持込みメンテナンス時、修理シリンダ引き側OST配管の油圧配管ナット部(図-1)から、油がにじむ程度の油漏れを発見・修理した報告事例が数件ありました。
 弊社におきましては、油圧配管の品質管理、出荷前のチェックを厳重に実施する事などにより油漏れの防止に努めています。
 しかしながら、使用時の圧力上昇/下降の繰り返しによる影響で油圧配管ナット部に緩みが生じる場合がありますので、定期的なチェックと増し締めが必要です。
 修正シリンダの引き側のOST配管のナット部は、特に目に付きにくい箇所でありますので先導管分解メンテナンス時に、注意し実施いただきますようお願い致します。
図−1 修正シリンダー配管図

 「点検・整備」
   始業点検
   先導管発進前に、試運転を行い作動確認をして下さい。
  1. ターゲット照明の点灯
    照明が点灯し、目視でターゲットが見えることを確認して下さい
  2. オーガーヘッドからの送水状態
    オーガーヘッド弁以外からの水洩れがないことを確認して下さい。
  3. 刃口リングの修正動作
    刃口リングが、上下左右方向に確実に作動することを確認して下さい。
  4. 傾斜角検出器(ローリング・ピッチング)の作動
    先導管を傾けた時、各検出器が正確に作動することを確認して下さい。
  5. 計測システム(ポジションセンサ)の作動
    ポジションセンサにレーザービームを当てて、操作盤の表示器に先導管の現在位置が正確に表示されることを確認して下さい。
  6. オーガーヘッドの作動
    オーガーヘッドを回転させて、作動状況に異常がないか確認して下さい。
  7. 反力受内の修正シリンダ油圧配管ナット部に脱落が無く完全に締め付けられていることを確認し、緩んでいれば増し締めして下さい。
  1ヶ月点検
 始業点検の項目についても一緒に行って下さい。
  1. 摩耗・破損の有無
    先導管外観に、摩耗・損傷が無いことを確認して下さい。
  2. パッキンの交換
    先導管本体部・先端ケーシング部のパッキンを交換して下さい。
  3. 修正シリンダのオイル洩れ
    先導管内の修正シリンダにオイル洩れが無いことを確認して下さい。
  4. 各部ボトルの緩み・脱落状態
    ボトル・ナット類は、脱落が無く完全に締め付けられていることを確認し、緩んでいれば増し締めして下さい。
  5. 反力受内の修正シリンダ油圧配管ナット部に脱落が無く完全に締め付けられていることを確認し、緩んでいれば増し締めして下さい。

三和機材株式会社 カスタマサポート部
TEL(0476)36-2232(代) FAX(0476)36-2245